「3人は山へ蕗採りに…」
- 2016.06.16
前日からの雨も小雨になり、当日の朝決行!!
隊長 山男、なっからちべてぇ~アイスのモデル 川越、
そして山菜好きな山を愛する せつ子の3人で行って来ました。
尚文より山奥の標高1250m越えです。山に着くと周りは霧一面でした。
それでも隊長曰く、「もっと奥の方が太くて長い雪解け水を吸ったすげーのがあるから行こう!」と
また更に奥へ登りました。
中でも私は初心者。少々軽く考えていましたが、想像よりハードでした。
忘れもしない1本目のふきに鎌を入れた時のあの香り。
何っとも言えない山の香り・・・最高です!
正直な話、1番の心配は山に入って蕗の中に顔を突っ込むので、
とにかく「へび」に遭わない様ににとずっと考えていました。
そればかり・・・
鎌を持つ手も慣れてくると、太くて長い蕗を見つけるのが楽しくなり、
少しの間「へび」を忘れていました。
カメラを向けられ笑顔ですが、実はこの量を持っているのが精一杯でした(笑)
充分立派な蕗だと私は思いましたが、山男に言わせると今年の蕗は
例年より細いそうです・・・
やはり雪が少なかったせいなのか、生活には必要ない雪も山菜にとっては
必要なんだとしみじみ感じました。
山男も川越さんも慣れた手つきで早いです。
蕗に顔を突っ込んでいる姿は、背中を丸くまるで熊の様でした。
山いっぱいに響き渡る「ホ~ホケキョ!」「ガーガー」に癒され、
澄んだ空気は美味しく自然に癒されながら3人は話す事も忘れ、蕗に夢中でした。
途中、お腹はぺこぺこ…何度この蕗がイチゴ狩りの様に、食べながら採れたら幸せだろうと…
時間もそこそこ、そろそろ下山です。
心配してくれる山男と、体力のある川越さんに採った蕗は全て背負ってもらい、下りてきました。
実は私、少しずつ山菜料理を覚えたくて今回山に入ったのも一つの理由です。
いつも食べてるだけ…ではいけないと。
まだ造るまではいきませんので、教わりながら全部切るところまではやってみました。
これまた大変な作業です!
仕込みまでの流れを考えると、改めて山男を尊敬しました。
(いつもはこの倍の量を一人でやっているんだよな~・・・)
ファンも多いお客様の喜ぶ尚文の「きゃらぶき」=「山男の味」
格別です!! 価値あるもに納得!!
重さを量ってみると、3人で約40キロ!!
初心者の私が採った蕗は7キロ・・・
ベテランに比べると半分の量にもおよびませんでした・・・(汗)
いやぁ~疲れました…
でも達成感はとてもあり、その晩のビールは美味しかったです!
出来上がったら、お酒と合わせて一杯やります!(^^)!
きゃらぶきの完成まで、もう少しお待ちくださいな。
水上温泉 蛍雪の宿 尚文 フロント ふき子