春の山菜 オオバギボウシ
- 2011.04.12
「うるい」の名称なら皆さんにも親しまれ食した事も有るのでは?
尚文のバーニャカウダで春の野菜としてお出ししております。
水上では「ウリッパ」とも呼ばれています。
昔から「春の皿には苦味を盛れ」と言われ冬の間にたまった脂肪を流し、
味覚を刺激して1年の活動をスタートする為と言われています。
今は栽培物ですが、もう直ぐ天然物も出始めます。
尚文の近くにも、うるいが採れる場所があるので(次男坊が採りに行く)
この春は、一緒に採りに連れて行ってもらおうと思っています。
味は、特に白っぽいヌメリのある葉柄の部分が美味しく葉柄をかるく茹でて天日干しにしたものは、
「山かんぴょう」と呼ばれています。
尚文へお越しの際は春の苦味を食べて新年度のスタートとして下さい。
夏には綺麗なユリ状の淡紫色の花を咲かせ観賞としても楽しめます。
厨房 山田