ちまき作り
- 2011.06.28
先日、暑い午前中にブンブンと草刈機を振り回し汗だくで草刈をした。
周りは若草の匂いがして初夏を感じていました。
ん?そういえば・・・
急に新笹の香りを思い出した!
「ちまきが食いたい!」
昔は多くのお年寄りがこの新笹の取れる時期に「ちまき」を作っていました。
私のおばあちゃんもよく作っていた事を思い出した・・・
子供の頃教えてもらい「邪魔?」しながらマネしたのを覚えている。
そして約10年前にもフロントスタッフ吉野のお母さんに教わりに行った事もあった・・・
どうしても「ちまき」が食いたい!
と、仕事上がりに約一升のもち米を洗い、水に浸し帰宅した。
翌日はけっこう用事があった為、出勤すると吉野に手伝ってもらい、暑くなる前に
新笹を取りに付き合ってもらった。
とても良い香りのする新笹!大きくて柔らかくて、お茶にもなる。
元々昔は笹は抗菌作用があり、食べ物のを包んで保存したりしていたようですが
ちまきはどうやって産まれたのか?そんな話をしながら黙々と笹の収穫を急いだ。
尚文の帰りすぐに笹を洗う。
使うもち米は吉野の作ったもち米。スズメやイノシシ、熊までもが狙う旨いもち米!
そして吉野も覚えたいということで「お母さんは作るが本人は作った事がなかった」
手伝ってもらい約60個のちまきが完成したのですが残念なことに水上にはイグサが売ってないのです・・・
本来ならイグサやスゲなどで縛るのですが、仕方ないのでナイロン紐で我慢((+_+))
でも若女将にお願いして実家のばあちゃんに送ってもらえることになりました!
若女将は新潟県新発田市出身なのです。近所では沢山の店にあるようです。
やはり笹団子のパワーは凄い!笹団子も新潟のばあちゃんに教えてもらいたいと思ってます。
不動の水で約1時間煮て完成!そして夕方に厨房で試食。
おっさん4人は「旨い~!」と大絶賛!
新笹の香りがもち米にほんのりと香り、枝豆のきな粉をたっぷりと付けて食べました!
新潟からイグサが届いたらまた作ろう!
みなさんにも味わってもらえるように頑張って沢山作ろうっと!
次男坊 達也